それから、ローリーは 日本語にほんごで きちんと 自己紹介じこしょかいをしようとしました。でも、 しどろもどろになってしまってしまい、お 父とうさんには 全然ぜんぜん 分わからなかったので、お 父とうさんは 何なにも 言いいませんでした。「 俺おれは 日本にほんのお 父とうさんのウォーです。」とお 父とうさんは 言いいました。ぶっきらぼうな 声こえをしていて、 真面目まじめそうです。

次つぎに、お 母かあさんが にっこりしながら「 私わたしがお 母かあさんのコンコンですよ。 日本にほんについて 質問しつもんがあったら、いつでも 聞きいてくださいね。」と 言いいました。お 母かあさんのコンコンはとても 親切しんせつそうで、ローリーに 会あうのを 楽たのしみにしていたようでした。そして、 今度こんどは 男おとこの 子こが つんけんした 態度たいどで 話はなし 初はじめました。「 僕ぼくはワンクン。 君きみと 同おない 年としだけど、 僕ぼくは 君きみの 面倒めんどうはみないよ。」と 冷ひややかに 言いい、 新あたらしいゲストのローリーのことを ジーッと 見みていました。ローリーはワンクンの 言葉ことばに 少すこしおじけづきました。