渋谷しぶやで 駅えきで 出でてすぐ、ローリーは 駅えきの 入いり 口ぐちの 近ちかくの 犬いぬの 銅像どうぞうに 気きづきました。 ローリーは 銅像どうぞうの 横よこに 立たって、それがワンクンと そっくりだと 言いいました。 オイシイチャンはそれがハチ 公こうという 名前なまえの 犬いぬだと 説明せつめいしました。ローリーはハチ 公こうの 話はなしを 聞きいて 感動かんどうしました。
それから、ローリーはまた 街まちの 風景ふうけいに 驚おどろきました。 二人ふたりは 夜よるの 渋谷しぶやにいました。 いたるところで 明あかるい 光ひかりが 点滅てんめつしています。その 光ひかりが 明あかるすぎるので、ローリーは 目めが チカチカとしました。
渋谷しぶやに 着ついた 後あとで、 二人ふたりは 何なにも 食たべていなかったので、お 腹はらがすいていることに 気きが 付つきました。 メイドカフェはかわいいので、 二人ふたりはメイドカフェで 食たべることに 決きめました。そこに 着つくと、 きゃぴきゃぴしている 店員てんいんに 声こえをかけられました。 二人ふたりが 席せきに 座さわると、その 席せきの 担当たんとのメイドが 来きました。メイドの 顔かおは 美うつくしくて、 つるつるでした。 だから、ローリーはメイドがとてもきれいだと 思おもって 見みていました。オイシイチャンはそれを 見みて、 きゅっと 唇くちびるを 噛かみました。 ローリーがメイドに 興味きょうみがあることに 嫉妬しっとしたのです。ローリーはすぐに 気きづいて、あやまりました。だから、オイシイチャンはとてもうれしくなりました。